ミッドウェイ海戦

 4,860円(税360円)


『ミッドウェイ海戦』は、新しいコンセプトでデザインされた空母戦ゲームです。

1ターンは4時間、1ヘクスは100 kmという比較的大きなスケールなので、「実戦のように扇状索敵を行うことで、一定距離内の敵は攻撃対象として発見できる」という前提です。そのため従来の空母戦ゲームで用いられてきたブラインド・サーチ(両軍が同じマップを持ち、衝立などで相手の位置を互いに隠すシステム)やダミー・マーカー(両軍の艦隊は同じマップ上に存在しますが、本物の艦隊の中にダミーを混ぜているので、どの艦隊マーカーが本物なのかわからなくするシステム)を用いません。

このシステムでは遠くにいる敵の位置がわかってしまうという問題はありますが、両軍の艦隊は同時に移動します(実際には米軍が移動計画した後、日本軍がマップ上で移動し、その後で米軍が計画に従って移動します)。400-500 kmの攻撃圏内では互いの位置の読み合いが非常に重要となり、従来のシステムと同じような緊張感を味わうことができます。

索敵能力と彼我の距離によって、両軍が使用できる航空作戦ポイント(AOP)が決まります。敵との距離が近いほど精度の高い索敵情報を得られるため、AOPが多くなって活発に航空作戦を行えます。反対に敵との距離が離れると、索敵機が敵と接触するまでに時間がかかることもあり、AOPが小さくなって航空作戦を行いにくくなります。足の遅い水偵頼みの日本軍は索敵能力が低いため、米艦隊との間合いを詰めたいところです。しかしミッドウェイ基地の哨戒網があるので、ただ米艦隊目指して前進するわけにはいきません──ミッドウェイ基地からの索敵で発見され、その報告をもとに米艦隊の艦載機が襲いかかってくるでしょう。

空中戦や対空射撃、対艦攻撃といったルールはもちろん、基地攻撃、水上戦、上陸戦闘、そしてイベント・カードによる特別な状況の再現など、多くの要素が詰まったゲームに仕上がっています。


『マンガでわかるウォーゲーム: ミッドウェイ海戦編』として、60ページのブックレットが付属。この中ではミッドウェイ海戦の歴史的解説からゲームに登場するユニットの紹介、イベント・カードの内容を説明する他、ルールに慣れるための練習用シナリオも含まれています。

さらに3人と1人(?)がゲーム『ミッドウェイ海戦』に挑戦するマンガとリプレイも。マンガ原作とリプレイは藤浪智之氏、作画は佐々木亮氏が担当しています。この1冊で『ミッドウェイ海戦』だけではなく、ウォーゲームの醍醐味も理解していただけることでしょう。


コンポーネント

  • A5判ボックス入りウォーゲーム
  • ゲームボード: A3判
  • 駒シート1枚(14 mm角50個)
  • カード8枚
  • A5判ルールブック16ページ
  • A5判ガイドブック60ページ

ダウンロード

  • ルールブック(日本語) 
  • Rulebook(English) 

【ルールのQ&A】

2019年3月27日更新:

6.4(3)基地攻撃の実行
Q. 日本軍はミッドウェイ基地を攻撃するため1回または2回の航空作戦を行うが、この時に母艦エリアにいる航空機を移動させる(甲板に上げる、格納庫に収容する、CAPに上げる)ことは可能か?

A. 可能です。攻撃制限はあるものの通常の航空作戦として処理します。

8.1(2)主導権判定
Q. 主導権判定でAOPが同じでダイスの目も同じ場合は振り直しか?(マップ上にはB-17の爆撃とある)

A. その通りです。ちなみにこの件に関するエラッタは米軍移動計画シートに書かれています。テストプレイの段階ではB-17のルールがありましたが、万一命中すると米軍必勝になるため、製品版ではオミットしました。

8.3(4)再編成
Q. CAPボックスにいる1ステップの戦闘機同士で再編成を実施することは可能か?

A. 可能です。

9.5(2)航空攻撃を行った航空隊の帰還
Q. 帰還1/2ボックスにいる段階で戦隊/任務部隊の全ての空母が撃沈された場合は帰還できず除去されるのか?

A. はい、その通りです。先に航空作戦フェイズで敵の空母を叩いたものの、その帰還先の空母を狙われて攻撃隊が帰還できずに壊滅する、という悲劇も起こり得ます。